サスメド 東証マザーズ新規上場承認 日本の治療用アプリ開発企業として初の上場

 サスメド株式会社は2021年12月24日、株式会社東京証券取引所より東京証券取引所マザーズ市場へ上場しました。初値は公開価格である1410円を6.4%上回る1500円を付けました。終値は1820円で、上場初日の終値ベースの時価総額は約283億円でした。

今回の上場によって調達される資金によってDTx開発が加速することが期待されています。

サスメド株式会社とは

 サスメド株式会社は、平成27年7⽉31⽇に合同会社として創業し、DTx開発をはじめとして「デジタル技術の活用によって持続可能な医療を実現すること」をミッションに、現在の日本が抱える「社会保障とイノベーションの両立」という課題を解消すべく、「治療用アプリ開発」による新しい治療法の提案、「汎用臨床試験システム」の提供による創薬プロセスの効率化による開発コストの適正化、「機械学習自動分析システム」の提供による医療データの活用による医薬産業のバリューチェーン全体の効率化という大きく3つの方向性から事業活動を行っています。

具体的には、不眠症や乳がん、腎臓病などの患者向けに治療用アプリの自社開発を行ったり、臨床試験の効率化推進に向け独自に開発したブロックチェーン技術を活用した「サスメドシステム」を提供しています。

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