大日本住友製薬 VRコンテンツによるDTxスタートアップBehaVRと提携

大日本住友製薬は米スタートアップのBehaVR社と、人前に出ると体の震えや息苦しさといった症状が出る社交不安障害や、全般不安障害、大うつ病性障害の3つの精神疾患を対象とした仮想現実(VR)コンテンツの共同開発契約と販売提携契約を結びました。

大日本住友製薬の米国子会社であるサノピオン者とBehaVR社は、2020年6月に社交不安障害を緩和するためのVRを活用したジェネラルウェルネス製品の共同開発契約を締結しました。今回の契約の締結により、対象とする疾患を社交不安障害に加え、全般不安障害および大うつ病性障害の3疾患に拡大し、ジェネラルウェルネス製品に加えて、医師の処方によるデジタル治療の共同開発を行い、それぞれの疾患ごとに米国食品医薬品局(FDA)によるデジタル治療としての承認の取得を目指します。

大日本住友製薬は、医薬品以外の領域においても「多様な健やかさ」の実現に貢献することを目指して、既存の製薬企業の枠を超えた「フロンティア事業」として、新たなヘルスケアソリューションの研究開発・事業化を推進しています。


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