メンタルウェルネスアプリ「Awarefy」が三井物産労働組合のもとで実証実験を開始

「Awarefy」が三井物産労働組合のもとで実証実験を開始

 2021年12月24日、株式会社Hakaliが提供しているメンタルウェルネスアプリ『Awarefy』は三井物産労働組合の協力のもと、実証実験を開始しました。この実証実験の背景には、近年働く人々の精神的健康度が低い状態にある中で、企業全体が従業員のメンタルヘルスを解決しようとする流れがあります。というのも、SDGs や健康経営への関心が高まるにつれ、ストレスチェック制度の実施や従業員の支援強化に動く企業も増えている一方で、問題を発見してもそれを具体的な対策に落とし込むことが難しいという課題があるためです。

Hakali は、メンタルウェルネスアプリ「Awarefy」を個人向けだけでなく企業向けにも提供することで、個人のメンタルヘルスの状態の可視化と対策を目的としています。一方三井物産労働組合は、組合員の精神的健康を向上させるために労働環境を整える活動を行っています。両社のこうした活動や想いから今回、実証実験を行うこととなりました。

実証実験の概要

実証実験の概要としては、実験参加者に、マインドフルネスに関する心理教育プログラムの受講と「Awarefy」を用いた約1ヶ月間のセルフケアを実施するといったものです。この実証実験を通して、気分の落ち込みや不安、心理的柔軟性、ワーク・エンゲイジメントなどのメンタルヘルス指標の変化を可視化し、対策を講じます。

Awarefy の具体的な機能としては以下のものが挙げられます。

・日々の感情やコンディションの記録を基にユーザーの感情や状態を可視化
・各ユーザーに最適化されたストレス対処法やセルフケアを提示
・マインドフルネスインストラクターが執筆・監修したオーディオガイド
・ユーザーが各自で発見した「人生で大切にしたいこと」に沿った日々の行動サポート
・「自分自身と良好な関係を築けているか」を測るセルフ・リレーションシップ測定機能


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