ジョリーグッド、大塚製薬と提携し精神疾患におけるVR開発を目指す

VRを活用したヘルスケア領域では最大の50億円規模

大塚製薬株式会社と株式会社ジョリーグッドは、メンタルヘルスの地域連携プラットフォームの構築を目的として、バーチャルリアリティー(VR)を活用したソーシャルスキルトレーニング(SST)事業について、国内における独占的共同開発および販売に関する契約を締結しました。

本契約締結では、高度なVR映像技術をもつジョリーグッドと、精神科領域に豊富な知識と経験・ネットワークをもつ大塚製薬が協力することで、さまざまな精神疾患におけるVRを用いたSSTの開発につながり、今後新たなプラットフォームを構築していきます。

本事業において、ジョリーグッドは視聴に必要なVRゴーグルやタブレット端末を準備し、大塚製薬と共同で様々な場面でのSST VRコンテンツを制作します。大塚製薬がVRを活用したメンタルヘルス領域で業務提携をするのはジョリーグッドが国内初で、両社で精神疾患のヘルスケア領域における国内最大規模のVR事業を目指します。

ジョリーグッドは、発達障害領域でのSST VRにおいて国内200以上の病院、クリニック、福祉支援施設等での導入実績があります。

さらに2022年1月28日にはジョリーグッドが提供する臨床実習VRプラットフォームのオペクラウドVRで制作・開発した「ECMOトレーニングVR」が、この度、東京都が主催する「Tokyo Contents Business Award 2021」にて奨励賞を受賞するなど、ジョリーグッドが開発する高精度な医療VRは、医療業界の様々な分野で高い評価を頂いてきました。

本提携を機にジョリーグッドは、VRテクノロジーにおける社会貢献プラットフォームを国内外で展開し、事業拡大を加速していくことが期待されます。


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