VIE STYLE社、総額1.8億円の資金調達を完了

イヤホン型脳波計とニューロテクノロジーAIを開発するVIE STYLE(ヴィースタイル)株式会社は、AIX Tech Ventures株式会社、株式会社静岡銀行、静岡キャピタル株式会社、フィンテック グローバル株式会社、FUNDINNO(クラウド株主)、個人投資家から、総額約1.8億円の資金調達を完了しました。

資金調達の背景と目的

VIE STYLEの第1弾プロダクト「VIE ZONE(ヴィーゾーン)」は、イヤホン型脳波計で外耳道から脳波を取得し、独自開発したAI エンジンにより、集中度およびストレス・疲労などを解析します。音楽を用いて脳をチューニングすることで、ストレスの軽減やフロー状態へ導くことを目的とした生産性支援サービスです。

自社製品開発と同時に、通信インフラ企業、製薬企業および国立研究機関等とともに、脳科学を用いたソリューションの共同研究開発事業を進めています。直近では、2桁以上のプロジェクトが進んでおり、国内外でブレインテックへの関心は上昇しています。

そのため、同社はブレインテック分野で日本のリーディングカンパニーとなるべく、資本力の充実を図り、研究開発および採用・組織体制の強化を行います。

今後の展望

VIE STYLE株式会社 代表取締役CEO Yazz Imamura氏は以下のように述べています。

「世界のブレインテックは、21世紀の最大市場になるべく急成長を続けています。日本でも徐々に市場は盛り上がりを見せてきており、本格的な変革期を迎えつつあります。この大切な時期に、日本を代表するブレインテック企業を目指す当社の挑戦に呼応し、さらなる成長をともにしてくれる強力な株主を迎えることができました。当社は新たな株主の皆様とともに、研究開発体制をより強化し、質の高いニューロテクノロジーの社会実装、ウェルビーイングへの貢献に取り組んでまいります。同時に当社では、一緒に世界に挑んでくれる、サイエンティスト、エンジニア他、仲間を募集いたします。引き続き、ご支援をよろしくお願いします。」

今回の調達資金によって、同社はブレインテック領域での研究開発および採用・組織体制の強化を行います。これにより、同社はブレインテックの社会実装を推進し、人類のウェルビーイングにさらに貢献することが期待されます。


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