SidekickHealth社、ファイザー社と共同でアトピー性皮膚炎治療アプリを発表

 国際的なデジタル治療のイノベーターであるSidekick Health社は2022/05/19に製薬大手ファイザー社と共同で、アトピー性皮膚炎(AD)の転帰を改善するためのDTxを共同で発表しました。

アトピー性皮膚炎について

 アトピー性皮膚炎(AD)はかゆみのある湿疹が慢性的によくなったり悪くなったりを繰り返す病気です。皮膚のバリアを良い状態にキープするため、薬物療法、スキンケア、生活習慣の改善が主な対策として講じられます。

SideKickHealth社(以下サイドキック社)について

 サイドキック社は主に慢性疾患の予防、転帰の改善をサポートするDTxを開発しているデジタル治療のリーディングカンパニーです。

 臨床×ゲーム×行動経済学×AIを組み合わせ、ユーザーの疾患に応じたプログラムを継続しやすくかつ効果の高い形で提供しています。

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ファイザー社について

 「患者さんの生活を大きく変えるブレイクスルーを生み出す」をモットーに医療用医薬品やワクチンの研究開発を行っている世界有数の革新的なバイオ医薬品企業です。

 サイドキック社とは2年前からパートナーシップを締結し製品の開発を行ってきました。

 ファイザー社の幅広いネットワークを使い今回サイドキック社と開発したDTxを世界的に展開していきます。

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今後の展開

 同製品の詳細はまだ発表されていませんが、間もなく査読付きの皮膚科ジャーナルに掲載予定です。

 サイドキック社によると同製品の使用で患者の服薬アドヒアランスの83%の増加が認められたそうです。

 同製品はまず初めに英国で発売され、2022年後半にベルギー、ノルウェー、オランダ、スウェーデン、フランス、アイルランド、日本で発売されます。2024年までに24の市場に拡大とグローバルに展開する予定となっています。

 近日予定されている商品の詳細の公開を待ちましょう。


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